緑あふれる吉野

吉野とは・・・

 鉱山を発見した修験者(山野で難行・苦行する修験道の行者)によって開かれたのが吉野の始まりです。鉱山がもっとも栄えた全盛期には、吉野地区の人口は壱千人を超えたといいいます。しかし、その鉱山から鉱毒が川に流れ大きな被害を与えたため吉野鉱山は閉山されました。そのため、鉱山で働いていた人々は他県へ出て行き、吉野の人口は急激に減少しました。

 今では、緑と綺麗な空気と水の溢れる里になってます。

北へ・・・もえる 奥南陽 と書いてあります。

吉野街道の発展・・・

 中世、徳川時代に今の国道13号線は、通行料を取るための関所が多かったので、それを逃れるために吉野街道(今の県道5号線)は多くの旅人が利用しました。

吉野の特産品・・・

 吉野では、上杉藩へ特産品の『あおそ』を納めていました。今は、作業が大変なため、あまり作られていません。 あおそ製品ではネクタイやコースター・財布・ワイシャツがあります。この製品は、吉野公民館で販売しています。

 また、吉野石膏の建築用壁材が全国的に有名です。

財布

コースター

ティッシュ入れ

現在・これからの吉野・・・

 現在、吉野地区では県道5号線の交通量が多く危険なので拡張工事が進められています。そのため、道路工事のときに道路と重なる家は、吉野地区から引っ越してしまっています。このため、吉野地区の人口が、また減少し、過疎化が進んでいます。

 これからの吉野は、どうなるかはわかりませんが、とても心配です。

吉野地区の行事・・・
1月 さいと焼き  小正月の日にわらを三角錐に積み上げて、その中にお札などを入れて燃やします。これは、全部落で行われます。
4月 部落祭り  各部落にある神社で焼き鳥・団子・お菓子・ジュースな どを販売します。
8月 盆踊り  吉野と小滝の2箇所で行われます。広い場所にやぐらを立て夜になってから太鼓のこだます中、花笠音頭を踊ります。
9月 地区運動会  部落のチームをつくり、たくさんの種目で競います。 この中に、吉野中学校運動会も含まれています。
11月 文化祭  これは、吉野青年団主催で行なわれます。その中で部落・幼稚園・小学校・中学校などの出し物があります。

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