学校経営

 


1.学校教育目標

2.経営の方針

3.今年度の重点


 経営ということを積極的にやろうとすれば、2つの面から同時に進行していかなければならないと考える。一つは、変革という波に乗って改良と改善を図ること、もう一つは、しっかりと守るものを守るということである。実はこれを見極めることがむずかしい。そのバランスを考慮し、舵を取っていくことが経営であると考える。教育活動の源は教職員のエネルギーである。より高度な専門性を身に付けようとする姿勢と、生徒との触れ合いを喜びとする情熱がなければいかなる人々が集まってもよい学校経営はできないと考える。一人一人の教職員が精神的にも健康で生きがいのある職場を作っていかなければならない。教育目標に一歩でも近づいていく意欲を持つようにすることが大切であると考える。

1.本校の教育目標

(1)知識と技能を求め、自ら学びとる生徒

(2)誠実で思いやりのある生徒

(3)厳しく自分を見つめ行動する生徒

(4)健康でたくましく、責任を持ってやりぬく生徒

2.経営の方針

@校内研究主題に添った授業の推進を図る。

A豊かな感性と「生きる力」を生徒会活動や行事を通して特に育んでいく。

B特色ある地域の人材、自然環境についてまとめ、地域との交流の拠点となる学校につとめる。

C今日的な教育課題に向けての研修の場をより多く設定する。

3.今年度の重点

 昨年度は教育目標の(1)にある「知識と技能を求め自ら学びとる生徒」に絞って実践してきた。特に、授業をどうかえていくかという観点から指導方法の工夫、基礎的、基本的な指導の徹底、体験的な学習や学ぶ家庭を重視、生徒自身に考えさせる授業の四つをもとにしてきた。今年度もこれらを踏襲して行くつもりである。また、生徒のつまづきや意識の変化など多角的にとらえるように何人かの生徒を中心にしてまとめ上げていきたいものである。本校の研究テーマとしても進める意向である。さらに、今年は以下のことを重点にして進めていきたい。

@校内授業研究から課題をもってかいけつしようとする姿勢と課題を持てない生徒の指導をどうすべきかを研究する。

Aたくましく思いやりのある人間の心を育てるためにボランティア活動、自然学習、体験学習などを実践する。

B公民館と学校との連携事業を地域に講座形式で開設する。

C吉野地区の主要な施設や遺跡・史跡のまとめを行い、マップを作成する

D自己の進路の開拓に役立つ講話の機会をつくる。

E校内研究テーマの研修と新教育課程編成の準備のためや生徒指導のための研修の機会を設置する。

 

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