さわやかに 

                                

       

横山小学校校長 友染 和子

 

グランドの雪解けと一緒にスタートした今年の町連合運動会に向けた陸上練習。

春らしいさわやかな日もあれば、少し肌寒く風の強い日もありました。その間、

本校の卒業生である石川重信さんと二藤部浩太さんからも、腕の振り方や、

足の調節について指導していただきました。そんな時の子どもたちは、同じ横山

小学校で学んだ先輩という気安さもあるのか実に生き生き、また興味しんしんと

して指導を受ける姿が印象的でした。

    去る、5月19日に行われました大石田町小学校連合運動会では、そんな練習の

成果が大いに発揮され、子どもたちにとっても満足のいく大会となったところです。

さっそく、週明けの月曜朝会で、次の3点からほめてあげたところです。

 

他校の友との競争を刺激に、自分に思いっきり挑戦できたこと、

     「4年生男子100m走」での新記録をはじめ、400mリレーでは男女とも2位、

他にも数々の競技において第1位に輝いた児童やまた入賞者も多かった。しかし、

全員、練習時の自己ベスト記録をさらに向上できた事、これが最高。

 

自分たちで声を掛け合って行動できたこと

     大会当日、自分たちで声を掛け合い本校テント前に全員集合。リーダーの掛け声に

合わせ、亀井田中学校のグランドに向かい「お願いします」の一礼。もちろん、最後には

「ありがとうございました」のお礼を。また、まり入れ競技前には選手みんなで進んで練習。

長かった練習期間も準備体操やいろんな面で見られた自主的活動、リーダーとしてみんなを

まとめてくれた阿部泰樹君と、一丸となって協力できた4、5、6年生の全員に拍手。

 

心が通じ合ったよ。

     大会終了後学校に帰ると、ある担任よりこんなうれしい情報が。

 「校長先生、中間休みに1年生から3年生まで、亀井田中学校の方に向かって応援していたんですよ。」と。

本校校歌2番の最後の歌詞、「清らかな心のはな輪」が作られた日。

 

大会にふさわしい五月晴れのもと、さわやかさをもらえた1日でした。