バイロピテ日誌 5.24 ミサの病院 病気は医師が治すものではなく、医師とスタッフと、そして心を支える人がいっしょになって戦っていくものなのだという事を知った気がした一瞬だった。 いよいよこのバイロピテを医師独りで守るのもあと1日。 |
バイロピテ日誌 5.23 今日は恐ろしい目に遭った IVYの現地駐在員、山西さんと夕方食事に出かけたときのことだ。 |
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結局男は酔っ払っており、いちゃもんをつけているだけなのであるが、こっちが多勢になると急に大人しくなって いった。 今日もらい病の人を2人診た。 水曜日でも400人以上は一人で診た。 |
恐れていた月曜日 2001.5.21 ついにダンのいない月曜日が始まった |
一方で、スタッフの勤務姿勢などをきちんとするために、わがIVYの現地駐在、山西さんのしている努力はすさまじい。南国的志向なのか、ふらりといなくなったり、気が向かないとでてこなかったりするそのむちゃくちゃな勤務姿勢などを、何とか軌道の乗せるべく、山西さんはがんばっているが、そのために導入したタイムカードなどにいたずらされたり・・・となかなか落ち込まされる出来事も多い。「自分は何をしにここに来ているのか」と言う問 明日もまた500人近い患者さんを一人で診るの か・・・・たて込むバイロピテ |
バイロピテ日誌 2001.5.20 3ヶ月ぶりのディリに入った。街の様子はあまり変わっていないが、少し道路がよくなった。わがIVYの現地駐在、山西宏明さんも元気そうだ。全然病気しないでこの3ヶ月間、過ごしている。タフな人だ。 さて、ダンは今日の夕方にアメリカへ向けて出発だ。 さて、午後になると、やはり多いのが子どもたちと、駆け込みの重症患者さんたちである。相変わらずマラリアは多い。しかも、ファルシパルムと言う、比較的重いタイプのマラリアが増えている。これは要注意。診断を誤らず、クロロキンにファンシダールを混ぜて投与するとよくなる。この日だけで、3人のファルシパルムタイプを診察した。気をつけねば・・・ あっという間に6時を過ぎた。今日は土曜日だったからこの程度だろう。それでも100人は診ただろか・・・。 マラリアを疑う子ども・・・・暑い診察室 |
東ティモール情報 2001.5.20 5月18日より、桑山医師がディリに向け渡航しました。 |