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またまた侵攻:PART III < 2004年1月23日 > 今日は第2期生が集まる日。今回の侵攻が終わってまだ間もない今、危険すぎて自宅に帰れない子どもたちが何人もいる。彼らは今どこに身を寄せているのだろうか。他の子たちも今この活動の場所に来る余裕なんてあるのだろうか。今日ははたして何人が集まるだろうか。私たちスタッフは彼ら全員の無事を祈りながら、ひたすら待っている。 私たちにはもう一つ心配があった。今日、子どもたちがここに集まってくれるとしても、私たちは彼らにまずはなんて言葉をかければいいのだろうか。彼らに何をどのように話せば良いのだろうか。例によって何も前振りもなく始まった侵攻のこと、壊されてしまった家のこと、頭を撃たれて今も重傷のビラールのこと。これらのことについて、彼らに無理にしゃべらせることはしたくないけど、かと言って、まるで何も起きなかったように接することも出来ない。決して初めての侵攻ではないとは言え、私たち自身もまだかなり戸惑っている。そのことを彼らが勘付いたら却って彼らも困ってしまうだろう。どうすれば、彼らに私たちの戸惑いがばれないように出来るか。彼らとどうやって向き合えば一番良いのだろうか。 |
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来週もまた彼らが集まってくる。その時に、彼らと何を話そう。何をして遊ぼう。相変わらず戸惑いはあるけど、私たちは元気な彼らと会うのがいつも楽しみ。 そして、今は一緒にいられないビラールに、千羽鶴を作ることにしている。今のところ、折り鶴が178羽完成。残りあと822羽。ヤンチャで元気な彼をまた怒鳴り散らせる日を待っている。 |
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