和名 | ケヅメリクガメ | |
学名 | Geochelone sulcata | |
英名 | African spurred tortoise | |
全長 | 70cm以上 | |
生息地 | アフリカ | |
好適温度 | 25〜30度前後 | |
スポット | 35〜38度前後 | |
好適湿度 | 60%程度 |
我が家のケヅメリクガメ | |
2001年購入 CB | |
2001.07.22 | 6.5cm |
★ケヅメリクガメとの出会い | ||
私とケヅメリクガメの出会いは7年ぐらい前です。今飼育している個体は3代目です。 私にとって初めて飼育したリクガメがケヅメリクガメでした。丁度このぐらいの大きさのWDのbabyを購入し、初めて育てる高価なリクガメに、毎日緊張しながら飼育していました。その個体は3年ほど飼育して甲長30mcを超えるほどになりましたが、山形の秋の急な冷え込みで体長を崩し、死んでしまいました。他種に比べてある程度になってもケヅメは低温に弱いようで、本当に反省しています。 その後、CBのBabyを通信販売で購入しましたが、到着した時には既に体重も無く、脱水症状のひどく進んだ個体だったために、あれよあれよという間に死んでしまいました。それ以来通販は利用しないことにしています。現在の個体は新小岩のバーデンさんで購入しました。元気がよく、持ち上げてもじたばたする正確のずうずうしい(?)個体でした。一目で気に入り、購入したというわけです。爬虫類があまり好きでないうちの妻もケヅメリクガメは好きなようで、うちでは通称「ケヅ」と呼ばれています(^^) |
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★ケヅメリクガメって? | ||
名前の由来は臀部のケヅメ状の大きなウロコからつけられたようです。確かに爪のような突起があります。大陸にすむカメでは最大級のかめで、70cmを超えるようです。成長も非常に早く、あっという間に30cmを超えます(^^;飼育するにはスペースの確保が絶対条件になってきます。餌は動物性たんぱく質を多くとらせすぎると、成長は早いですが内臓疾患を引き起こしたり、甲羅がごつごつになったりするようです。特にケヅメはその傾向が強いようです。市場ではごてごてしたものはあまり良い個体とされないようで、現在飼育中の個体は栄養剤添加と野菜のみで飼育しています。ただ、成長は遅いです。 | ||
★ケヅメリクガメのえさ | ||
餌は、小松菜、チンゲン菜、三つ葉、キャベツ、モロヘイヤ、バナナ、リンゴ、ニンジン、タンポポ、菊の花、アルファルファ、ダイコン葉、カブの葉、野草等を主にあげています。カルシウム剤やビタミン剤の添加もたまに必要だと思います | ||
★飼育のポイント | ||
案外、サバクの亀ということで水分を軽視する飼育者がいると思いますが、この手のカメにも時には水分が必要です。特にBabyは水分不足が成長不良につながる場合が多いようで、うちでも1〜2日に1度はお風呂に入れています。35度前後のぬるま湯に栄養剤を入れて10分ほどつけておきます。もちろんケージに湿気を持ち込むと悪いので良く拭いてから戻します。餌は注意が必要です。あまりたんぱく質が多いと甲羅がごてごてしてきて、内臓をいためる場合があります。 | ||
★飼育環境 | ||
うちでは60cm水槽を利用しています 飼育環境を見る →【1】 |
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★ケヅメリクガメ失敗談 | ||
広すぎた! ゲージが広すぎて体調を壊したことがあります。90×45ぐらいの底面積のケージで飼育した時に、温度差がケージ内に出来すぎてしまったために、寒いところから移動する前に体温が下がって体調をくづしたようです。特にBabyの場合はあまり広すぎず、スポットの余熱で全他的に25度前後は維持できる環境を準備してやら無くてはならないようです。 寒さは他種より敏感! 寒さにはとりわけ敏感のようです。他種ももちろん寒さには弱いのが当たり前ですが、飼育してみるとヘルマンやアカアシよりも低温による体調不良を起こす場合が多いようです。 |
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★ベストショット!ケヅメ写真館 | ||
上から見た図(50.9KB) | 踏ん張るの図(131KB) | 眠そうの図(143KB) |
★ジョーンズヨロイトカゲ関連リンク集 | ||
カメ吉御殿:ついに見つけました!山形のカメ好きさんです。頑張って山形にも爬虫類の輪を広げましょう! |