和名 ホシガメ
学名 Geochelone Elegans
全長 25cm前後
生息地 インド、パキスタン、スリランカ
好適温度 28〜30度(最低22度以上)
スポット 35度前後
好適湿度 80%程度

我が家のホシガメ
1997年購入♂ 1998年購入♂
2001.07.22 9.9cm 2001.07.22 12.9cm
★ホシガメとの出会い
やっぱりリクガメを買い始めたころ夢見たのは最初はホシガメでした。
カメというと地味なイメージが強い中、ホシガメはElegansというその名のとおり非常に魅力的なカメでした。初めて購入したのは1997年3月、誕生日に弟がプレゼントしてくれた傷ありの個体でした。この個体は今でも元気です。その後、東京の西調布にあるアクアアート多摩にて交尾中のオスを一目ぼれして購入し、こちらも現在も飼育中です。
★ホシガメって?
私が買い始めたころはまだ、「ホシガメは湿度に弱く、乾燥させて飼わなくてはならない」といわれている時代でした。それをずいぶん引きずり、あまりに成長しないことから最近の文献を調べ、以外に湿度が必要な生き物であることがわかりました。わかってからはまた成長し始めたので、今のところ経過を測定しているところです。
話を戻すと、ホシガメの特徴はなんと言ってもその甲羅の模様だと思います。甲羅の模様は幼体の時には3本程度しかありませんが、大人になるにつれて増え、最終的には1枚あたり8本程度の模様が入ります。生息地はわりと湿度のあるところですが、日中バスキングをしに乾燥地に出てくるため、長い間乾燥地域に生息すると勘違いされていたようです。
★ホシガメのえさ
最近発売になったクリーパーのホシガメ特集にもありましたが、小さいうちはかなり動物質たんぱく質を要求するようです。大きくなるにつれて草食傾向が強くなりますが、逆に酔う胎児にそればかり与えていると成長に影響が出てきます。うちでは小松菜、青梗菜、モロヘイヤ、かぼちゃ、大根葉、タンポポ、かぶ葉、三つ葉、雑草、バナナ、リンゴ、みかん、イチゴ、にんじんのほか、九官鳥フード、リクガメフード、ドッグフード少々を与えています。とはいってもこれらの人工飼料は、最近、動物性たんぱく質の重要性がわかってから与え始めたものですが、特に小さいほうの固体には顕著に影響が出ています。また、ホシガメはよく目があかなくなったり、赤くなるということがあります。これにはにんじんが非常に良いようで、にんじんも頻繁にスライスして与えています。かぼちゃを含む硬いものに関しては皮むき機などを使用して、薄くしてやる必要があるようです。
★飼育のポイント
とにかく朝晩の湿度確保は重要です。それとかなり高温を好むので、冷やし過ぎないようにします。20度を下回ると、鼻かぜを良く引きますし、消化系の疾患を引き起こしかねないということです。ある文献ではホシガメが結石になる確率が高いとありました。これを予防するためにも十分に水分を与える必要があり、少なくとも1日に1度の入浴は必要だと思われます。とにかく群れるのは良くありませんが、乾燥のしすぎもこのカメには良くないようです。
★飼育環境
うちでは温室を利用して飼育しています
飼育環境を見る → 【1】
★ホシガメ失敗談
やっぱり温度と餌です
ホシガメが成長しないという話はよく耳にしますが、うちのも実際そうでした。5年以上飼育しているにもかかわらず、ほとんど成長しませんでした。最近になりショップからの指導で再成長し始めましたが、やはりホシガメの飼育のポイントは温度、湿度、餌のようです。好適温度や湿度が意外に高く、餌も幼体時にはアカアシガメ並にたんぱく質などを与えてやる必要があるようです。ともあれ、5年分のつけを今成長しているわけですが、反省(^^;ごめんなさい。

★ベストショット!ホシガメ写真館
食べるホシガメ
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見事な色
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暖まるホシガメ
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チビ上から見た図
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でかい方上から見た図
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こっちはでか
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あくびするチビ
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茂みのホシ
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★アカアシリクガメ関連リンク集
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亜熱帯注意報!:フトアゴの他、エリオットカメレオン、ホシガメ、ゲッコー各種、クモ、カエルと多種飼育されています!お隣宮城県の方です。
Wagayanokamechan:ホシガメやロシアの飼育方法が非常に丁寧に、詳しくまとめられています。じっくり参考にされてい方必見です!