ネパール旅行のインフォメーション

 飛行機で | 陸路から | ビザについて | トレッキング情報
 税関と空港 | 乗り物の利用 |ネパールの気候 |健康に過ごすために

飛行機で

カトマンズに入るには、ロンドン、パリ、フランクフルト、上海、大阪からの便を利用できる。また、香港、バンコク、シンガポール。ボンベイ、カルカッタ、バラナシ(ベナレス)、ニューデリーからも定期便が乗り入れている。それ以外の定期路線としては、モスクワ、ラサ、パロ、ドゥバイ、ダッカそしてカラチからの便がある。大きいグループに対してはチャーター便の利用も可能である。すべての便にはビジネスクラスがあり、機長がヒマラヤの山々を見せてくれることもまれではない。

航空運賃は為替相場の変動に応じて変化する。また、外国人は、外貨を支払って購入することになっている。但し、ネパールとインド国籍があれば、ネパールとインド間の航空券を購入する際にルピーでの支払いが認められている。

カトマンズからの手発便のチケットはフライトのキャンセルや変更がありうるので、三日前までにリコンファームする必要がある。また手荷物の超過料金も外貨で支払う必要がある。

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陸路から

カトマンズのトリブバン国際空港以外に、陸路で入国できる5個所が定められている。 Biratnagar (Rani Sikiyahiに隣接), Birgunj (Raxaulに隣接), Kodari (中国との国境にある), Bhairahawa (Sunauliに隣接), そしてダージリン、シッキム、シルグリからの入国のための Kakarbhittaである。この中では、ビルガンジからの入国者が一番多くなっている。 また、中国のビザを所有していれば、コダリから、チベットのラサに入ることも可能である。

ネパールでは自動車は左側通行であり、ドライバーは必ず免許証の携帯が義務づけられている。

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ビザについて

1.出入国管理事務所

住所: Tridevi Marg, Thamel, Kathmandu.
電話:: 4l2337/418573)

2.手続きのできる曜日と時間

日曜日から木曜日まで:午前10時から午後5時まで
  (但し冬期間は午後4時まで)
金曜日:午前10時から午後3時まで

3.観光ビザ

A.入国ビザ ネパール入国に際して必要なビザの種類は下記のとおりである。各国のネパール大使館、領事館で取得することができる。また、ネパール入国時に取得することも可能である。

滞在日数 料金
15日(一回の入国に限り有効) US$ 15.00
30日(同上) US$ 25.00
30日(二回まで入国できる) US$ 40.00
60日(三回以上入国できる) US$ 60.00

B.再入国ビザ 再入国ビザは出入国管理事務所で発行される。料金は下記のとおり。

再入国の回数 料金
 一回 US$ 25.00
 二回 US$ 40.00
 三回以上 US$ 60.00

注意:
再入国ビザは所有しているビザの有効期限内に使用しなければならない。これは入国ビザの延長ではない。

C-1 ビザの延長

観光ビザの延長の手続きは、カトマンズとぽからにある入国管理事務所で行う。最大限で年間(1月から12月の間)120日間滞在できる。特に事情のある場合には、内務省の許可を得ればさらに30日延長することができる。いずれにせよ、原則として観光ビザでは一年間に合計して120日を越えて滞在することは許されない。

C-2 ビザの延長料金:一日につきUS$ 1.00 (one)相当のネパール・ルピー。
注意:ビザの申請用紙には必ず写真を貼付すること。
C-3 観光ビザでオーバーステイした場合の料金
通常の観光ビザの延長料金の倍額を徴収する。
注意:この手続きは、出国する地点でできるが、但し、年間120日を超えるオーバーステイは認められない。

C-4 ビザ料金の免除 10歳未満の子どもについてはこれを免除する。

4. トランジット・ビザ

空港の入国カウンターで、出国用のチケットを提示すれば48時間のトランジット・ビザが支給される。
トランジット・ビザの料金:US$ 5.00

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トレッキング情報

トレッキング・パーミット(トレッキング許可証)

ネパール政府が指定した地域に行こうとするものは、トレッキング・パーミットを取得しなければならない。もし、二つ以上の地域にまたがってトレッキングする場合には、それぞれの地域の許可証を取得しなければならない。
地 域 料 金
Kanchenjunga & Lower Dolpa First 4 weeksUS$ l0/week* After fourth weekUS$20/week*
Upper Mustang & Upper Dolpa First 10 daysUS$ 700 After 10 days-US $70/day
Manaslu Sept. to Nov. US$ 90/week (Dec. to Aug.)US$ 75/week
Humla (Simikot-Yari) First 7 daysUS$ 90 After 7 daysUS$ 15/day
Everest and other areas First 4 weeksUS$ 5* After 4 weeksUS$ l0/week*

(* in Nepalese currency)

ツーリスト・インフォメーション・センター カトマンズのBabar MahalとNew Roadにあるインフォメーションセンターでは、無料のパンフレット、ポスターを提供している。営業時間は、日曜から木曜までが午前9時から5時まで。金曜日は午後3時まで。また冬期間は午後4時までである。それ以外のインフォメーション・センターは、

Birguni (Tel: 22083)
Pokhara (Tel: 20028)
Bhairahawa (Tel: 20304)
Janakpur (Tel: 20755)
Kakarbhitta (Tel: 20208)
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税関と空港

税 関: カトマンズのトリブバン国際空港の税関には、免税用のGreen Channelと、課税対象者のためのRed Channelがある。課税対象の携帯品所持者はRed Channelで検査を受けなければならない。

免税の範囲: 個人で使用するもの、たばこ(200本)または葉巻(50本)、酒(1.15 liter bottle 1本)、フィルム(15本)については免税とされる。また、下記の物品については出国時に持ち出すという条件で免税とされる。双眼鏡、映写機またはビデオカメラ、写真機、ノート型コンピュータ、ウォークマンタイプの音楽再生機。

持ち出しや輸出できないもの: 文化的また宗教的な理由によって、百年以上古い仏像や、絵、文書を国外に持ち出すことは禁じられている。そのようなものはネパールの宝であるので、国外に持ち出すことを目的に、購入することは望ましくない。そのようなものが持ち出される場合には、ネパール政府のDepartment of Archaeology (tel: 213701, 213702) at Ramshah Path near Singha DurbarItが審査し許可を出すことになっている。多くの手工芸販売業者や旅行社が代理で手配してくれる。さらに詳しい情報が必要な場合には、トリブバン国際空港のChief Customs Administrator (TIA Customs Office tel: 470110,472266)にコンタクトすること。

空港使用料: カトマンズのトリブバン国際空港から出発する場合の空港使用料は、国際線が700ルピー、国内線が50ルピーである。

通貨とクレジットカード:ホテルや旅行社、航空界社への支払いは外貨でされなければならない。主要なホテルや店、レストランではアメリカン・エクスプレスやビザ、マスター・カードなどのクレジット・カードが利用できる。もし出国の際に余ったネパール・ルピーを外貨に両替したい場合には、外貨支払時、もしくは両替時のレシートForeign (Exchange Encashment Receipt)が必要である。それがないとルピーから外貨への両替はできない。また、外貨への両替は、ルピーに両替した額の10%以内に制限されている。

外貨の両替は、主要な銀行、ホテル、トリブバン国際空港の両替カウンターなどで可能である。また、Durbar Margにあるアメリカン・エクスプレスの支店、主要な銀行ではアメリカドルのトラベラーズ・チェックを購入することもできる。

銀行の営業時間は、原則として、日曜から木曜までが午前10時から午後2時30分までである。但し、金曜日は正午までの営業である。Nepal Bank Ltd.のNew Road支店(tel: 221185) は午前7時から午後7時まで営業している。またKantipath支店(tel: 227375)月曜から金曜が午前9時から午後5時まで、土曜日が午前9時から午後1時までの営業となっている。日曜には営業していない。Rastriya Banijya BankのBishal Bazaar支店の両替カウンター (tel: 228335)は休日以外の毎日午前10時から午後3時まで営業している。

それ以外の銀行の営業時間:Nepal Bangladesh BankのRamshah Path支店 (tel: 419297)は午前10時〜午後3時。New Road支店 (tel: 217541)は午後7時まで。Nepal Grindlays BankのThamel支店 (tel: 233128)はクレジット・カードのサービスに限り午前10時〜午後4時15分。Himalayan BankのThamel支店 (tel: 227749)とBishal Bazaar支店 (tel: 224787)は午前8時〜午後8時。上記以外の主要な銀行は、Nepal Arab Bank, Kantipath (tel: 227181); Nepal SBI Bank, Durbar Marg (tel: 225326); Everest Bank, New Baneswar (tel: 214878); Nepal Indosuez Bank, Durbar Marg (tel: 228229); Nepal Sri Lanka Merchant Bank, Bagh Bazar (tel: 227555) and the Bank of Kathmandu, Kamaladi (tel: 418068)などがある。公認両替商の両替カウンターは通常毎日12時間営業している。

両替の為替レートは毎日The Rising Nepal The Kathmandu Post. のような新聞に発表されている。ネパール・ルピーは、紙幣が、1000、500、100、50、25、10、5、2、1ルピーがある。硬貨は、1ルピーと25、50パイサがある。1ルピーが100パイサとなっている。

ネパール時間とビジネスの時間: ネパールと日本との時差は3時間15分ある。日本が正午の時、ネパールでは午前8時45分である。官公庁は日曜日から木曜日までが午前10時から午後5時まで開いている。金曜日は午後3時までである。銀行は、日曜日から木曜日までが午前10時から午後3時まで営業している。金曜日は正午までである。それ以外の企業は、木曜日から金曜日まで午前10時から午後5時までが営業時間となっている。

大使館、国際機関の事務所は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで開いている。大半の商店は午前10時以降に開店し、午後8時頃まで営業している。また、土曜日は休業のところが多い。

注意:ネパールには数多くの休日があり、平均すると毎月二、三日はある。官公庁は休日は休みであるので注意を要する。銀行もほとんどが休日となる。民間では主要な休日だけを休むことが多い。できるだけ休日のカレンダーをチェックする必要がある。

郵便と電話: カトマンズの中央郵便局(General Post Office) (tel: 227499, 211760)はDharahara Towerの近くにあり、月曜日から木曜日まで午前10時から午後5時まで営業している。金曜日は午後3時までである。切手や航空書簡、はがきの販売は午前7時から午後7時まで行われている。書留や郵便小包、国際郵便為替のサービスも行われている。中央郵便局の隣の国際郵便局(Foreign Post Office)で、国際郵便小包を送るだけでなく、受け取ることもできる営業時間は日曜日から木曜日までが午前10時から午後5時まで、金曜日は午後2時までである。

ネパール電話会社(Nepal Telecommunication Corporation Office)はTripuresworにあり、国際電話、電報、ファックス、テレックスのサービスを行っている。ホテルなどでも同様のサービスを実施している。ネパールの国番号は977である。また電話の問い合わせ番号は197となっている。

電気:ネパールの主要な都市には電気があり、電圧は220ボルト50サイクルである。時々停電することもあるが、主要なホテルでは自家用発電機を備えている。

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乗り物の利用

エアポート・バス: トリブバン国際空港とカトマンズ市内の間をエアポート・バスが結んでいる。

市内バス:カトマンズ市内と周辺部を結ぶ多くのバス、ミニバスが営業している。ターミナルはRatnapark (旧バス・パーク)にある。また、カトマンズとバクタプールを結ぶトロリーバスも営業している。カトマンズのターミナルはTripureswor (Dashrath Stadium近く) にあり、バクタプールではSurya Vinayakである。バスの営業時間は、おおよそ早朝5時頃から夜の9時頃までである。

タクシー: タクシーはナンバープレートが黒で、屋根にタクシーのライトを点けている。通常カトマンズ市内で、距離にもよるが、50から200ルピー程度の料金である。チップは必要でない。

空港からカトマンズ市内へのタクシーは、およそ150から200ルピーかかる。プライベートのタクシーはそれより若干高いことがある。

また、主要なホテルでないと・タクシーのサービスを行っている。これも通常のメーター・タクシーよりも割高である。ホテルやレンタカー会社からレンタカーを借りることも可能である。

オート・リキシャ(Metered Tempo):カトマンズ周辺では、メーター付きのテンポと呼ばれる黒塗りの三輪車と、決められたルートを走る電動テンポがある。運賃は、通常のタクシーよりは安く設定されている。

マウンテン・バイクと普通の自転車のレンタル: 手軽で安い交通手段の自転車は、Thamel、Rani PokhariそしてJhochhen周辺でレンタルすることができる。

長距離バス:カトマンズからはネパール全国の都市に昼間と夜行の長距離バスが運行している。Balaju近くのRing Road(環状道路)沿いに新しいバス・パークが建設され、そこがターミナルとなっている。

国内線の飛行機: 近年の国内線ルートの開発によって、飛行機でのたびは以前にもまして快適なものとなっている。もしあなたが山を歩いて上り下りすることや、長時間のバス旅行が苦手でも心配することはない。空を飛んで快適に短時間にネパールの豊かな自然をエンジョイすることができる。またトレッキングに行く人も、カトマンズから飛行機で飛んでトレッキングをスタートすることができるし、ヒマラヤ登山でも装備を空輸することができる。

国内には44の飛行場がある。その一部は季節的に運用されており、またSTOL (short take-off and landing)機用の飛行場もある。主要な都市間には国内線の路線が設定されている。ジャングルの中に、険しい山の上に、風の強い谷間の中に、飛行場がある。どこへでもあなたの冒険心のおもむくままに飛行機は飛んでいく。ネパール国内で飛んでいる飛行機は、山間地用の機種であり、パイロットも熟練しているので、どうかご安心あれ。ハッピー・フライング!

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ネパールの気候

ネパールは典型的なモンスーン気候であり、乾季と雨季の二つの季節がある。乾季は10月から5月までで、雨季はモンスーンが始まる6月から9月までである。乾季の始まる9月から11月にかけてがネパールを旅行する一番よい時期である。モンスーンの雨も上がり、緑豊かなさわやかなネパールを体験することができる。また、この時期には大きな祭りもあり、ネパールが一番美しい時といえる。

気 温(セ氏)

Months Kathmandu Pokhara Chitwan
Max. Min. Max. Min. Max. Min.
Jan. 19 2 20 8 24 7
Feb. 20 4 21 8 26 8
Mar. 25 8 27 16 35 12
Apr. 30 11 30 16 35 18
May. 30 16 30 19 35 20
June. 30 20 30 20 35 23
July. 20 21 30 21 33 24
Aug. 29 20 30 21 33 24
Sept. 27 19 29 20 32 22
Oct. 23 15 27 18 31 18
Nov. 23 4 23 11 29 12
Dec. 20 2 20 8 24 8

降水量(in mm.)

Months Kathmandu Pokhara Chitwan
Jan. 25 15 10
Feb. 25 15 10
Mar. 75 30 10
Apr. 50 50 15
May. 100 300 200
June. 225 575 300
July. 375 800 500
Aug. 360 700 450
Sept. 175 575 400
Oct. 50 220 100
Nov. 10 20 5
Dec. 10 5 5
29
Kathmandu Jan. Feb. Mar. Apr. May. June. July. Aug. Sept. Oct. Nov. Dec.
晴れる確率
日照時間
95%
5:54
91%
5:39
93%
7:37
85%
9:30
74%
5:43
54%
4:54
33%
2:37
37%
2:23
62%
3:18
88%
5:12
98%
5:12
99%
5:06
Pokhara Jan. Feb. Mar. Apr. May. June. July. Aug. Sept. Oct. Nov. Dec.
晴れる確率
日照時間
94%
5:49
94%
6:23
89%
7:19
80%
8:59
53%
5:17
5%
4:02
3%
2:04
3%
1:34
7%
1:44
64%
4:30
96%
4:51
99%
5:12

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健康に過ごすために

海外旅行傷害保険: 万一のために、海外良港傷害保険に加入することをお勧めする。その際、トレッキングや川下りなど危険を伴う可能性のあることを予定する場合には、通常の保険ではカバーされないので、確認するとよいだろう。

予防接種: ネパール入国には特に予防接種は義務づけられていない。しかし、コレラ、脳膜炎、破傷風、ジフテリア、腸チフス、ガンマ・グロブリンの予防接種は検討に値するかもしれない。また、出発前に十分な健康診断を受けておくと安心である。

医薬品: 簡単なものでよいから、最低限の救急薬品を用意しておくと良い。以下にお勧めできるアイテムのリストを紹介する。

知っていると安心な知識: ネパールの医療状況について完璧な知識を得ることは容易ではないが、以下の病気について簡単でもいいから調べておくと、いざというときに役に立つ。高山病、下痢、原虫性疾病、赤痢、コレラ、肝炎、狂犬病、 腸チフス、破傷風、脳膜炎、ジフテリア、マラリア、そして HIV/AIDS。常識程度の知識が命を救うことがある。

予防こそが最良の薬: 食べ物、飲み物に注意することが一番の重要点である。特に氷の入った飲み物には気をつけること。名のとおったミネラル・ウォーターやソフト・ドリンクはまず安心である。フルーツ・ジュースにも注意すること。安全でない水で薄められているかもしれない。牛乳にも注意する必要がある。煮沸して、衛生的に保管されていれば大丈夫である。ヨーグルトもまず安全だといって良い。紅茶やコーヒーも煮沸したお湯で作ってあれば安心である。生野菜や果物は、清潔な水で洗ってあるか、皮をむいてあればOKだ。アイスクリームも有名なブランドであれば良いが、それでも一度解けたものを凍らせたようなものは要注意である。十分に火を通した食事が一番安全であるが、冷めてしまったようなものは気をつけたほうが良い。一番多いのは下痢とかであるが、胃腸の不具合はたいていの場合深刻なものではない。良く手を洗うこと。また歯磨きも蛇口の水ではなく、煮沸した水を用いるのがよい。極端な気候にも注意を払わなければならない。真夏にはなるべく日差しを避 け、真冬にはなるべく暖かい服装を用意すること。裸足でいると寄生虫に感染する危険がある。また、蚊などが多くいる場合には、蚊帳をはったり虫除けを利用すると良い。

医療施設: ほとんどの町に医師のクリニックとそれに隣接した薬局があるネパールでは、。薬局で薬を買う場合の処方箋は必要ではない。

病 院:政府が運営しているBir Hospital (tel: 221119)は、カトマンズの中心街にある。パタンのLagankhel Bus Parkに近いPatan Hospital (tel: 521034, 522266)には、外国人宣教師のドクターもいるので、おすすめである。トリブバン大学医学部付属のTeaching Hospital (tel: 412303)はカトマンズのMaharajgunjにあり、比較的設備が整っている。

民間のクリニック: CIWEC clinic(tel: 410983)はDurbar Margにあって、カトマンズ在住の多くの外国人が利用している。1982年に開設されて以来、ネパールにやってくる旅行者の病気の分野で研究を進めていて名高い。午前9時から午後1時までと午後2時から4時まで開いている。西洋人ドクターが担当している。初診はおよそ28ドルである。Nepal International Clinic (tel: 412842)はDurbar MargのJaya Nepal Cinemaの近くにあり、CIWECクリニックと同じように評判が良く、若干安くすむクリニックである。午前9時から午後1時までと午後2時から5時まで営業している。初診は約23ドルとなっている。これ以外にもカトマンズに限らず、主要な街には数多くの病院やクリニックがある。

The Himalayan Rescue Associationは、トレッキングや登山をする人たちのための救援センターを二個所開設している。

救急車:

場 所 電話番号
Ambulance (Paropakar), Bhimsenthan, Kathmandu 211959
Ambulance (Red Cross), Bhrikuti Mandap, Kathmandu 228094
Bhaktapur Hospital, Doodh Pati, Bhaktapur 610676, 610798
Bir Hospital, Tundikhel, Ratna ark, Kathmandu 221119, 221988, (Emergency) 223807
Biiendra Police Hospital, Maharauni, Kathmandu 412430, 412530
Birendra Hospital (Army), Chhauni, Kathmandu 271940, 271941
Kanti Children's Hospital, Maharajgunj 414798, 413398,411550
Patan Hospital, Lagankhel 521048, 522266, 521034
T.U. Teaching Hospital, Maharajgunj 412303, 412808, 412505, 412404

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習慣上の注意点:

ネパールの多種多様な文化と伝統の中には、初めて訪れる旅行者が驚くようなものもある。ネパールを旅するときに注意すべき点を理解すれば、ネパールでの滞在がより楽しいものになるだろう。

  1. ネパールでの挨拶は、合掌して「ナマステ」という。
  2. 家庭や寺院に入るときには靴を脱ぐ。
  3. 自分で使っているスプーンやフォークなどの食器が他人の食べ物に絶対に触れないこと。また、他人の皿に載っている食べ物、他人のグラスに入っている飲み物を絶対に食べない、飲まない。それは汚れたこととみなされる。
  4. 足を使って物に触れない。これはネパール人にとっては非常に失礼な行為である。
  5. 適切な服装。特に女性が肌を露出することはふさわしくない。
  6. ヒンズー教の寺院に入るときには許可を得ること。多くのヒンズー教寺院では外国人は禁制である。
  7. 寺院の境内に革製品を持ち込んではならない。
  8. 寺院を参拝するときには時計回りに歩くことになっている。
  9. 写真を撮るときにも必ず許可を得てからとること。
  10. 男女が公の場で愛情表現することはネパールの文化にはふさわしくない。
  11. ネパール人が、頭を左から右に傾けるしぐさは「イエス」を意味している。
  12. ネパールの人たちに対する心からの気持ちをもって接し、その文化を尊ぶ心を持ってほしい。

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